Tchaikovsky Pas de deux [舞踏]

僕は、古楽・Opera以外にも好きな芸術を持っています。それは、Balletです。ストーリー物の全幕バレエも好きですが、小品と呼ばれるストーリーの無い舞踏技術を見せるものも好んでいます。その中で一番好きな作品は、<Tchaikovsky Pas de deux>と呼ばれる作品です。この作品は、元々Tchaikovsky が<Le lac des cygnes>の第3幕Odile とSiegfried のGrand pas de deuxの為に作曲した音楽に、George Balanchine が振り付けをしたもので、男女のソリストが、持てる舞踏技術の最大限をこれでもかと披露する作品です。それでいて、観る側にアクロバティックな印象を与えず、清々しさを感じさせるのは、Balanchine の巧みな振り付けとその構成技術の高さの所以でしょう。僕が観た中で特に印象深かった映像を紹介します。







作曲者の意図とは全く違う性格を持ってしまった作品でも、優れた作品は、人の心を惹きつけて止みませんね。

arata
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Promusica

小5の時に、初めて買ったレコードがチャイコフスキーの「くるみ割り人形」で、高校生の時クラシックを再び聴くきっかけになったのがストラビンスキーの「火の鳥」だったのでバレエ音楽とは、結構関わりがあります。

バレエを見ていつも思うのは、全く重力を感じさせず自由に舞う姿に感動させられます。
by Promusica (2011-08-27 03:03) 

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