水色のワルツ [音楽]

僕は普段はヴィオラ奏者ですが、当然ヴァイオリンも弾けるので、自宅でプライヴェートレッスンを行っています。生徒は一人ですが。その方は、とても熱心にヴァイオリンに取り組んで下さるので、こちらも熱心に稽古をしています。今、その方は高木東六作曲(歌詞は藤浦洸)の<水色のワルツ>を練習しています。生徒さんが持っている<ポピュラーヴァイオリン曲集>の中にこの曲が入っていて、偶然それを僕が選んだのですが、生徒さんのお好きな曲らしく、上手く弾けるようになりたいと、頑張ってさらってきて下さいます。僕もそれに応えるべく、上手く弾くコツを身に付けられるように、丁寧に指導しています。

<水色のワルツ>は、昭和歌謡ですが、クラシック的なメロディを持つので、クラシックの声楽家の方にも屡歌われる曲です。僕もこの歌が好きです。



この歌を作曲した高木東六氏は、生前ロシア正教会信徒だったそうです。この歌のメロディにロシア的な雰囲気を感じるのは、その所為かも知れません。信仰心が、その作風に現れるって素敵だな、と思います。

僕がそのメロディにクラシック的要素を感じる昭和歌謡に、<アザミの歌>という曲もあります。



クラシック音楽にどっぷり浸っていると、軽音楽・ポップス・歌謡曲等を軽視しがちになりますが、そのジャンルの音楽にも、人を感動させる曲が多くあります。柔軟な感性を持って、どんなジャンルの音楽も味わいたいですね。

arata
nice!(4)  コメント(5)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 5

nyankome

情緒や哀愁が感じられますね。
先日もある方のblogで拝聴した曲です。
作曲者自身によってピアノのための変奏曲が書かれているのですね。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BC269-%E6%B0%B4%E8%89%B2%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%AB%E3%83%84%E5%A4%89%E5%A5%8F%E6%9B%B2-%E9%AB%98%E6%9C%A8%E6%9D%B1%E5%85%AD/dp/4119112691/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1288401562&sr=1-1-catcorr

by nyankome (2010-10-30 10:21) 

arata

nyankome 様
御訪問・nice・コメント有難うございます。
僕が、<水色のワルツ>を知ったのは、いつだったか忘れましたが、初めて聴いても、人の心を惹き付ける歌だと思います。
高木東六氏自身が、ピアノの為の変奏曲を書かれたと言う事を知りませんでしたが、この事は、高木氏自身も<水色のワルツ>に深い愛着を抱いていた証拠と思われます。一度、聴いてみたいですね。

Promusica 様
御訪問・nice有難うございます。コメントを頂けると、更に嬉しいです。

arata
by arata (2010-10-31 22:00) 

Cecilia

最近某所で歌ってきた曲です。
ピアノ変奏曲があることも知り楽器店で楽譜も見てきました。
この曲は米良美一さんのCDで知りました。
大島ミチルさんの編曲ですが、これもよかったです。
とにかく原曲そのものが良いですね。
by Cecilia (2010-11-19 09:39) 

arata

Cecilia 様
御訪問・nice・コメント有難うございます。
<水色のワルツ>は、本当に良い歌ですね。僕は、この歌を最初クラッシクの声楽家の歌唱で知りました。この歌が、昭和歌謡曲である事を、後から知りました。
この歌のメロディがとても印象的なので、高木東六氏は、メロディメーカーという存在なのかもしれません。彼の他の歌も聞いてみたいですね。
arata
by arata (2010-11-19 10:44) 

arata

アヨアン・イゴカー様
御訪問・nice 有難うございます。
arata
by arata (2010-11-21 06:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Patricia Petibon の R..In einer kleinen Kon.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。